“Gyudon is Japan’s hamburger” Suki Co-founder Ogawa’s rebellious spirit 牛丼チェーンのすき家を創業した小川広文氏(61)は、フードサービス業界の“異端児”として知られる。 飲食業の経験ゼロからのスタート。 「お弁当やさんで修行して、将来は自分の店を持ちたい」。 そんな夢を抱いて上京してきた若者を、多くの飲食店が相手にしなかった。 だが、そんな彼を雇ったのが、現在のすき家の前身「すき屋」を経営していた松屋フーズだった。 小川氏は1982年、松屋フーズに入社。 当初は配達を担当していたが、すぐに店長に抜てきされた。 しかし、小川氏の店長としての評価は芳しくなかった。 客のニーズを捉えたメニューを開発しようとした小川氏のチャレンジは、ことごとく却下された。 そんなある日、小川氏は「焼き肉屋の店長をやっている友達から、牛丼の1つを出してもらえないか」と相談された。 小川氏は早速、松屋フーズの本部に許可を取って、牛丼を出した。 すると、予想外に大ヒットしたのだ。 小川氏の反骨精神が、すき家の礎を築くことになる。 小川氏は1990年、松屋フーズを退社。 「すき屋」を「すき家」に改名し、暖簾分けする形で独立した。 現在では、すき家は松屋、吉野家と並ぶ、牛丼業界のビッグ3の一角を占める。 小川氏は「牛丼は日本のハンバーガーだと思っている。 気軽に食べられて、しかもおいしい。 そういう存在であり続けたい」と話す。
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